レッスンで大切にしていること
- 阿部節子
- 8月6日
- 読了時間: 3分
更新日:8月7日
私がレッスンで大切にしていることは
「音に心をこめる」 ただ正しく吹くだけでなく、聴いてくれる人に“伝わる音”を大事にしています。
「基礎こそ宝」 ロングトーンやスケールなど、毎日の積み重ねが音の深みと自由を育てると信じています。
「耳を育てる」 自分の音、周りの音、ピアノや他の楽器との響きの中で“どう鳴っているか”を聴く力を大切にしています👂✨
「自分の音楽を持つこと」 どんな曲でも、自分なりの想いと表現を大切にするように心がけています。
それは、今まで学んだたくさんの先生方との出会いがあったからそこ!!
出会った先生方について ご紹介させていただきますね。
🎓 思い出に残る 先生方との出会い Part1
高校時代|音大受験を志して初めての個人レッスン
クラリネットとの真剣な向き合いが始まった原点。音大を目指すという夢を形にしてくれた先生でした🎶 高橋多美先生。
レッスンは音階の本 と エチュード 正しく音を出すこと、アンブシュア は特に大事
神戸文化ホールの練習場がレッスンの場所でした。
これは卒業してからも、どの先生も共通しているのは 必ず 音階の練習をレッスンでする。正しく吹けることを徹底して学びます。なので我が家には音階の本だけで何冊もあります(笑)
受験は ウェーバーのコンチェルティーノ
当時の私には難しくて、必死で練習しました。特に指が器用でなかったので、難しかったぁ。
当時はただメトロノームで合わせることに必死だったと。楽譜通りのテンポで吹こうとしてたなと反省
今ならもっと違う練習方法してたなぁと 感じるのですが。基本的にどの音階も上手く吹けたのなら どんな曲も演奏できるようになる!!! なので 音階練習は遠いようで1番の近道。地道なのが飽きる時もあるのだけれどね💦
今の私がするなら、
とにかく ゆっくり吹く、頭で理解して、正しく指が動いて、息がスムーズに入るまでは
ゆっくり。どうしてもテンポで吹きたくなるところを、ゆっくり 時にリズムを変えて
慣れてきたらテンポを上げるほうがより効果的な練習になります。
指が動きにくいと感じたら、それは首から手にかけて力を入れすぎている場合があるので、
息を出すことにフォーカスすると 意外に指は動く。これは私の経験上。そうしてます。
大学卒業後|同じ大学の恩師、大阪フィルハーモニーの首席奏者 宮本 淳一朗 先生
本物のプロフェッショナルの音、姿勢、現場の空気感を学ばせていただきました。
リズムに厳しい先生で、これを徹底して教えていただきました。
楽譜に忠実 まず 何拍子の曲なのか、楽譜の読み方
よく先生がおっしゃっていたのが、モーツアルトを演奏したら上手が下手かすぐわかると!!!シンプルだから 表拍 裏拍解って吹いているか バレてしまうんですよね
あとは 演奏をきくと どんな人なのかよくわかるよって(笑)
楽譜を見てどう吹いたらいいか 先生のレッスンを受けて以降。どんな楽譜を見ても最初にそれを意識します。
私が知っていることは全部 教えてあげたい!!! レッスン代もそんなに取られないで
惜しみなく教えてくださった恩師でした。
(Part 2に続く)
